農業クラブとは、全国の農業高校をはじめ高等学校の農業に関する学科や総合学科で学ぶ生徒によって各高校ごとに組織されているもので、全国に約400のクラブがあり、11万人のクラブ員が日々活動しています。この各校ごとにある農業クラブをまとめているのが「日本学校農業クラブ連盟」です。
日本学校農業クラブ連盟は「FFJ(Future Farmers of Japan)」という名前で親しまれ、私達のような未来を担う若者がいろいろな学習をとおして、「科学性」「社会性」「指導性」を高め、農業はもとより、幅広い産業分野で活躍できる優れた資質を身につけるようられるよう、自主的・自発的に活動を行っています。
下のマークは1951年、日本学校農業クラブ連盟が創設されたときに制定されたシンボルマークで、鳩は平和と友愛と協同を表し、富士山は日本を表し、稲穂は日本の農業を表しています。
農業クラブの主な活動は、
1)農業に関して自分の考えや主張を述べる「意見発表会」
2)農業に関する知識・技術を身に付け、その力を競う「技術競技会」
3)プロジェクト学習を通して調査・研究を行い、その成果を報告し合う「実績発表会」
があり、これらは農業クラブの三大事業と呼ばれています。
この他にも、静内農業高校農業クラブでは隣接する二十間道路桜並木を守る活動や、交通安全啓発活動、町内の公共スペースに花を植えるボランティアなど、様々な活動をしています。