北海道静内農業高等学校
Hokkaido Shizunai Agricultural High school
 

学校案内パンフレット

オープンキャンパス



















令和5年度のオープンキャンパスは大盛況のうち終了しました。学校見学のご希望は随時受け付けていますので、本校教頭に電話でお問い合わせください。
 

北海道立学校ふるさと応援事業


詳しくはこちら
→静内農業の取り組み
 

農業高校アクションプラン


北海道静内農業高等学校の行動計画
 (グローカル・アグリハイスクール宣言PartⅡ)

 

通算アクセス数

1175780Since 2015.9.14

オンライン状況

オンラインユーザー6人

カウンタ

373608Since 2022.4.11

アクセス

Address:〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原797番地
Tell :0146-46-2537(職員室)
        0146-46-2101(事務室)
Fax :0146-46-2151
Mail:shizunainougyou-z1@hokkaido-c.ed.jp
 

コロナ情報

 

病気療養中等の生徒に対する教育保障

1人1台端末の活用について

2019年度の農産加工室

農産加工の授業を紹介します
2019/09/04

なんばん三升漬けを仕込みました。

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 1年総合実習の時間に、なんばん三升漬けの仕込みをしました。
 今年収穫したナンバンを刻み、米麹と醤油で漬け込みました。ナンバンは激辛ナンバンと札幌大長という辛みを抑えたナンバンを6:4の割合で使用しています。三升漬けはその名のとおり、ナンバン・米麹・醤油を1升(1.5kg)ずつ同量仕込むのが一般的ですが、本校では、米麹と醤油を1.5倍増量して仕込んでいます。
 三升漬けの仕込みは年に1度しか仕込まないため、レアな実習です。生徒たちは苦戦しながらも、6kgのナンバンを時間内に刻むことができました。
 今年仕込んだ三升漬けの完成は2年後の秋。じっくりと発酵・熟成させていきます。



13:20 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2019/08/20

3年の製菓実習が始まりました

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 3年生では小麦粉を使用した農産加工実習を中心に行っています。夏季休業前はめん類の加工実習を行い、グルテンの働きについて学びました。
 今回から製菓実習がスタート。パウンドケーキの製造を行いました。
 パウンドケーキは小麦粉:バター:卵:砂糖を1:1:1:1の同量使用したケーキです。成功のカギはバターを砂糖をしっかりと空気を含ませるようにホイップすることと、卵を少しずつ入れて分離しないようにしっかり混ぜることです。みんな、クタクタになりながらも、しっかりと混ぜ続け、ふっくらしたパウンドケーキが出来上がりました。
 次回はカステラに挑戦です。

①やわらかく練ったバターに砂糖を加え、白っぽくふわっと空気を含ませるように混ぜます。


②溶いた鶏卵を少量ずつ入れ、分離しないように素早く混ぜ合わせます。


③鶏卵が入るほど分離しやすくなるため、スピード勝負となります。おいしいお菓子を作るためには体力が必要です。


④焼きあがったパウンドケーキ。膨張剤を入れなくても、しっかりとバターに空気を入れ、分離しないように混ぜ、空気をつぶさないように粉を混ぜるとふっくら仕上がります。全員上手に焼けました。

13:32 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2019/08/07

1年の夏季実習を行いました

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 8月5日(月)・7日(水)の2日間、夏季実習を行いました。農産加工部門と作物部門をローテーションで行いました。
 農産加工部門では、毎年行っている「みその手入れ」を行いました。前半、座学で発酵食品の概要と、みその熟成にかかわる微生物の働きの授業を行い、知識を習得。後半、実習室で座学の復習と、手入れの目的、作業手順の確認、切り返し作業を行いました。
 みその原料である麹には、デンプン分解酵素「アミラーゼ」とタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」が含まれており、熟成させるとそれぞれの酵素が働き、甘味のもととなる糖と、うま味のもととなるアミノ酸に分解されます。酵素は私たちの体温付近で活発に働くことから、手で切り返しを行うと、みその温度が上がり、酵素が活発に働くことで分解が進み、甘み・うま味のもとが増えることから、結果、『おいしくなる』となります。
 切り返し作業は「みそを樽から出して、手でよく混ぜる」という、簡単な作業ですが、混ぜる目的を酵素の視点(食品化学の視点)から理解することで、より丁寧に真剣に取り組むようになります。
 両日とも、生徒たちは一生懸命、愛情を込めてみそを混ぜていました。今回切り返したみそは、あと3回切り返し、今年の冬~来年の春に完熟を迎えます。

①今回切り返しを行ったみそは、今年の2月に現2年生が1年次に仕込んだものです。樽から出したみその温度は約7℃。これを、約15℃になるまで混ぜていきます。


②参加生徒が奇数だったため、男子が1人で混ぜています。
 最後までよく頑張りました。

13:30 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2019/07/23

レキシントン訪問団とうどん製造実習を行いました

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 3年農産食品コースの生徒たちが、レキシントン市友好親善訪問団と「うどん製造実習」を行いました。生徒たちはジェスチャーを巧みに使って手順を説明し、全員無事にうどんを完成させることができました。

①材料の説明をしているところです。
 英語で説明できないところは笑顔で乗り切りました。

②粉に塩水を入れ、こねているところです。黙々とこねています。

③めん棒で伸ばした生地を、包丁で切ります。みなさん上手です。

④めんを茹でているところです。
 茹で上がっためんは水洗いをして完成です。

⑤揚げ玉・なるとをトッピングしてめんつゆをかけて食べました。
 みなさん、箸を使って食べていました。

⑥最後は工藤君の「ごちそうさまでした」で終了しました。

⑦記念撮影。いい笑顔です。

10:30 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2019/04/12

ヒリヒリ三升漬の充てんを行いました

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 2年農産加工研究班のメンバーで、ヒリヒリ三升漬の充てんを行いました。
 2017年に漬け込んだもので、いよいよ最後の三升漬となりました。
 一般的な三升漬は、ナンバン:醤油・米麹を1:1:1の割合で漬け込んでいますが、本校の三升漬はナンバン:醤油・米麹を1:1.5:1.5と、米麹を多めにしているため、辛さの中にも麹の甘さがあり食べやすい味付けとなっています。昨日の米みそ同様、スプリングフェアで販売しますので、ぜひご賞味ください。

 2年農産加工研究班5名で充てんしました。
19:00 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2019/04/11

米みその充てんをしました

Tweet ThisSend to Facebook | by 管理者04
 今日は2年食品製造の実習で、米みそのカップ充填を行いました。
 使用した米みそは2017年冬に仕込んだものです。仕込みの時、硬さ調整のために加える「種水」を極力加えずに仕込むため、発酵・熟成が進んでも水があがらず、うま味が閉じ込められています。とてもいい状態に仕上がっています。(写真①)
 はじめに、チョッパーでみそを漉し、滑らかにします。粘りが強いため、機械に通すのも一苦労です。女子が頑張りました。(写真②)
 充てんは、空気を抜きながら少しずつ詰めていくのコツです。初めは手間取っていましたが、どんどん上達していきました。(写真③)
 仕上げに、ペーパーでカップの縁についたみそをきれいにふき取ります。残っているとカビが生えてしまうため、時間をかけて丁寧に行います(写真④)。最後に表面にフィルムをつけ、ふたをかぶせ、ラベルを貼って完成です。
 
 今年度初実習でしたが、各自何をすればスムーズに進むか考えながら取り組んでおり、とてもいい実習となりました(写真⑤)。このみそは、5月11日(土)に行われる『スプリングフェア』で販売します。ぜひお買い求めください。

写真① 写真②
写真③ 写真④
写真⑤
19:00 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)

農産加工室です


2016/06/21

製めん(冷麺)実習を行いました

| by 管理者04

 農産加工部門です。

 現在3年生は小麦の特性に関する実験実習を行っています。今日は製めんの最終回、冷麺製造実習を行いました。実習の到達目標は「製めんにおけるグルテンとデンプンの働きを知る」です。

 
配合割合は強力粉50、デンプン50、重曹1、水50、塩2。ベースはラーメンと同じで、粉の半量をデンプンにしています。重曹によってアルカリ変性されたグルテンのプリプリ感と、α化されたデンプンのもちもち感が合わさって、透明感のある独特の食感の麺になります。

 

 製造工程は今までの麺とまったく同じですが、ゆでている時の様子がまったく違います。お湯に入っている時は白色なのが、湯から出すと半透明に変化する様子を見て、「なんで?不思議。」という声があちこちで聞こえました。ゆで加減が難しい手作り冷麺でしたが、4回目の製めん実習ということもあり、全員ベストタイミングでゆで上げていました。できあがった冷麺は、冷たい鶏がらスープで試食。「もちもちしてておいしい」と、食べながらグルテンとデンプンの働きを感じていました。


 麺切りも手慣れたもの。ゆでる準備も万端です。

 茹であがって水洗いした麺です。うどんよりも半透明で、うっすら黄色みがかっています。
 冷たい鶏がらスープで試食。キムチなどをトッピングしたら立派な冷麺になるというくらい完成度が高かったです。

10:30